2014年2月25日火曜日

Deep Purple / Perfect Strangers (1984)

これが、再結成第2期の最強メンバーによる。最高傑作です。

中学生時代にレコードをカセットテープにコピーしてウォークマンで何度も繰り返し聴いて1枚です。
全9曲と少ない曲数ですが、この時代はこれが、普通でした。

捨て曲は一切無いと言い切れます。全てが最高の極上Rock!!
Ritchie BlackmoreのGuitarが炸裂する全9曲をお楽しみ頂けるアルバムです。


01. Knocking At Your Back Door
02. Under The Gun
03. Nobody's Home
04. Mean Streak
05. Perfect Strangers
06. Gypsy's Kiss
07. Wasted Sunsets
08. Hungry Daze
09. Not Responsible

オープニングのイントロからしてゾクゾクしますね~。
ホラー映画のような緊迫感がこの厳かなイントロから感じられます。

そして、バンドサウンドになると、落ち着いた感じがあるものの
おぉ、これは紛れもない、ディープ・パープルの音だ!
って感じで、♪ノッキング・アット・ユア・バック・ドア♪
この1曲で本作への期待度がMAX状態になってしまいましたね。

重量感のあるミッド・テンポのハード・ロック・チューンは、
アルバムの印象を決定づけていると思います。

アートワークは、黒字にシルバーのDPというシンプルなものですが、
とてもメタリックな質感がイメージされて、サウンドの方もそんな感じなんですね。

レインボーのようなキャッチーな楽曲は皆無で、
正統派のハード・ロック・アルバムに仕上がっております。

どれも印象的なリフばかりで、楽曲の完成度も、
リッチーのギターも全盛期に引けをとらないプレイで、活き活きとした感じ。

リフに関しては♪パーフェクト・ストレンジャー♪のミステリアスな雰囲気が好きですね。
欲を言えば、Jロードのオルガンがもっ~と前に出て欲しかったかなと思いますね。
やや控えめな感じがしないでもないです。

そうはいっても、随所で聴けるリフや、オルガンソロ等は印象的ですし、
素晴らしいプレイであることには違いありません。

最後に、この最高傑作作品のDeep Purpleのメンバーです。

ジョン・ロード (Keyboards)
リッチー・ブラックモア (Guitar)
イアン・ペイス (Drums)
ロジャー・グローヴァー (Bass)
イアン・ギラン (Vo)

2014年2月22日土曜日

松下優也 / She's A Liar (2014)

昨年の配信限定で出された。3rd Album #Musicoverdose以来のリリース!
 
松下優也 13枚目のSingle!
Japanese Dream Recordsから2014年2月22日発売。

She's A Liarをご紹介します。
 
またしても、残念ながら、配信限定Singleです。



作詞は、松下優也、作曲は、今回は、米国の歌い手のB. Thompsonを招いています。
共同で、丸山 健太も参加っしています。Produceは、松下優也自身だと思います。

配信限定では、She's A Liar -English ver.-も入手できます。

肝心の曲ですが、完全に米国のR&Bを意識した。
歌メロ重視の内容です。歌詞は気にしないほうが良いですね。
少し、女々しい感じの内容です。

予想以上に、B.Thompsonが最高のトラックを提供していますね。
寂しげな、エレピの不規則な規律元にした、演奏から、始まります。
イントロだけ聴けば、映画やドラマの一場面に使える様なかんじですね。

トラックは、キックの効いた、ハイハットのこもる様なドラムパターンが哀愁を誘います。
エレピをストリングス代わりに使う辺りは、流石に、米国のR&B歌手のB.Thompsonらしいですね。
俺的には、何度聴いても、けして飽きる曲ではないですね。

松下優也は、個人的に、デビューしたてのころから、毎回、チェックして聴いているので、
今回も、当然のようにチェックして聴きましたが、本当に良い曲ですね。

松下優也は、歌が上手で、表現力が豊かだと思います。
曲的には、難しいメロの規律でできているので、それを歌いこなせるのは、流石ですね。

今後の松下優也の歌手としての動向から目が離せないですね。

2014年2月13日木曜日

Young MC / Stone Cold Rhymin (1989)

俺が24年間 聴き続けるHIP HOPのアルバムです。

超アッパーな踊れる曲 Bust A Moveでポップミュージックシーンを席巻!!
世界中のダンサーたちをも狂喜させた、Young MCの1st アルバム!!

Stone Cold Rhymin 1989年リリースを紹介します。
全13曲 全て自然に体が揺れて踊れる捨て曲一切無しの大傑作デビューアルバムです!!

Bust A Moveはグラミー賞を獲得したヒット曲としても、HIP HOP界では有名な曲です。
その他にも、I Come Off やPrincipal's Office等のヒット曲を収録しています。
ここで、少し彼の事を紹介します。

YOUNG MC 本名マービン・ヤングは1967年にロンドン生まれ。

家族はジャマイカ系移民です。3歳の時に家族と一緒にアメリカへ移り住みます。 
ニューヨークのクィーンズで生活を始めた彼は、ヒップホップカルチャーと出会います。
そのころから、自らもラップを始めるようになります。
高校卒業後は大学へ進学します。カルフォルニア州にあるUSC大学で経済学を専攻します。
 
 
在学中に出会ったマイケル・ロスとマット・ダイクに認められ、彼らが運営する、
Delicious Vinyl Record と契約します。 1989年にアルバム「Stone Cold Rhymin'」をリリースします。
これが、彼のデビューまでの簡単な経路です。

 
1. I Come Off
2. Principal's Office
3. Bust A Move
4. Non Stop
5. Fastest Rhyme
6. My Name Is Young
7. Know How
8. Roll With The Punches
9. I Let 'Em Know
10. Pick Up The Pace
11. Got More Rhymes
12. Stone Cold Buggin'
13. Just Say No

2014年2月5日水曜日

O.V. Wright / A Nickle And A Nail And Ace Of Spades (1972)

今回、紹介するのは、今から41年前の大傑作盤です。
SOUL R&B ファンには、余りにも有名で大絶賛されているので聴いた事のある方も多いのでは?
この素っ気ないジャケ写真に包まれたLP レコードが、
超ディープなサザンソウルの名盤と言われれば、
それなりに説得力があるのですから、黒人音楽の世界の魅力は尽きませんよね。
そして針を落し見れば、最初から最後までシビれること請け合いの大傑作なんですよね。
歌っているO.V.ライトは南部系R&B、
サザンソウルの黒人シンガーとしては代表的な存在ながら、
一般に知られたシングルヒットは出していません。
しかし少年時代からゴスペルグループで歌い、
鍛え上げられた実力は大衆歌謡の世界に入っても天下一品の歌を聴かせてくれています。
このアルバムは1970年前後に出していたシングル曲をメインに編集された1枚です。
世に出たのは1972年、それにしてもニューソウルが黒人音楽の流行最先端であった時期に、
これほどR&B原理主義の歌と演奏が作られていた現実は、
独立的とも思えるサザンソウルの根強い人気と需要があった事に加えて、O.V.ライトの実力がはっきりと認められていたからと思います。


A-1 Don't Let My Baby Ride
A-2 Born All Over
A-3 Ace Of Spades
A-4 Eight Men - Four Women
A-5 He Made Woman For Man

B-1 I Can't Take It
B-2 Afflicted
B-3 When You Took Your Love From Me
B-4 Nickle And A Nail
B-5 Don't Take It Away