2014年2月5日水曜日

O.V. Wright / A Nickle And A Nail And Ace Of Spades (1972)

今回、紹介するのは、今から41年前の大傑作盤です。
SOUL R&B ファンには、余りにも有名で大絶賛されているので聴いた事のある方も多いのでは?
この素っ気ないジャケ写真に包まれたLP レコードが、
超ディープなサザンソウルの名盤と言われれば、
それなりに説得力があるのですから、黒人音楽の世界の魅力は尽きませんよね。
そして針を落し見れば、最初から最後までシビれること請け合いの大傑作なんですよね。
歌っているO.V.ライトは南部系R&B、
サザンソウルの黒人シンガーとしては代表的な存在ながら、
一般に知られたシングルヒットは出していません。
しかし少年時代からゴスペルグループで歌い、
鍛え上げられた実力は大衆歌謡の世界に入っても天下一品の歌を聴かせてくれています。
このアルバムは1970年前後に出していたシングル曲をメインに編集された1枚です。
世に出たのは1972年、それにしてもニューソウルが黒人音楽の流行最先端であった時期に、
これほどR&B原理主義の歌と演奏が作られていた現実は、
独立的とも思えるサザンソウルの根強い人気と需要があった事に加えて、O.V.ライトの実力がはっきりと認められていたからと思います。


A-1 Don't Let My Baby Ride
A-2 Born All Over
A-3 Ace Of Spades
A-4 Eight Men - Four Women
A-5 He Made Woman For Man

B-1 I Can't Take It
B-2 Afflicted
B-3 When You Took Your Love From Me
B-4 Nickle And A Nail
B-5 Don't Take It Away

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