2013年5月21日火曜日

Jose Luis Calva Zepeda

Serial Killerの紹介のコーナーです。第2回目の今回は、
Jose Luis Calva Zepeda(ホセ・ルイス・カルヴァ)です。

彼は、メキシコのシリアルキラーですが人肉嗜食 CANNIBALISMの容疑者でもあります。
Jose Luis Calva Zepedaは1969年にメキシコシティーで生まれました。

父親は2歳の時に死亡し、母親は男を自宅によく連れ込んでおり、彼はその男を「パパ」と呼ぶよう教育されていたという話です。

彼は、16歳の時、兄の友人にレイプされました。
1996年に女性と出会い結婚するも後に離婚し、
元妻はアメリカへ子供と共に引っ越したらしいです。
その頃から彼は、重度のうつ病を患ったとされています。


とにかく彼は、自惚れが強い男だった。
自ら詩人と名乗り、街頭で自作の詩集を売り歩いていた彼は、
他にも小説家、脚本家、記者、俳優、TV司会者などと名乗り、頻繁に女性を口説いていたという。

2007年10月6日、アレハンドラ・ガレアナ(30)の失踪届が両親により警察に提出された。
彼女は2児のシングルマザーで、薬局に店員として勤務していた。

そして、彼女の新しい恋人が自称詩人のホセ・ルイス・カルヴァだった。
2日後の10月8日、ホセ・ルイス・カルヴァの自宅を捜索した捜査官たちは仰天した。

クローゼットの中に頭や手足を切断され、肉を抉り取られた女性の胴体が収容されていたのだ。
冷蔵庫の中にも人肉と思しきものがある。

また、フライパンの上にはレモン汁を搾られた人肉のステーキが乗っていた。
ホセ・ルイス・カルヴァは、彼女を食していました。

逃亡を企ててベランダから飛び降りたが、足を折って病院に収容されてしまいます。
彼の部屋には羊たちの沈黙で食人鬼ハンニバル・レクター博士の写真が飾られていました。

また、彼は、食人の本能、又は12日(Instintos Canlbales o 12 dias)という小説を執筆中だったと言われています。人間を食べることに強迫観念を抱いているように思われたらしいです。

ホセ・ルイス・カルヴァは、この他にもベロニカ・マルティネス・カサルビアス(31)の殺害を疑われていた。
2004年にバラバラになって発見された彼女は、やはりシングルマザーで、
薬局の店員だった様です。

法廷において、ホセ・ルイス・カルヴァは、殺害自体は認めたが、食べたことは否定しました。
遺体を解体したのは、野良犬の餌にして処理するためだと主張したのです。

しかし、そうであるならば、何で調理してレモン汁を搾ったのか? 
己れが喰うためではなかったのか?

かくして、2件の殺人容疑で有罪になったホセ・ルイス・カルヴァには禁固84年の刑が云い渡されました。彼は他にも6件の殺人への関与が疑われていますが真相は闇の中です。

2007年12月11日、ホセ・ルイス・カルヴァは独房でベルトで首を吊って自殺してしまいました。
遺書はなかったらしいです。12月11日6時頃の出来事でした。当年38歳でした。

もし、刑務所で今回の事件の自伝を書いていれば、
作家デビューが出来たのかも知れないですね。

今回の容疑者は、人肉嗜食 CANNIBALISMと普通では考えられない犯人像と犯罪の処理をする、タイプの殺人犯ですね。このCANNIBALISMは、また、後に詳しく特集をしたいと思います。

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