2014年6月19日木曜日

Joe / Bridges (2014)

根強いファンベースを誇り、安定した活動を続けている人気R&Bシンガー
キダー・マッセンバーグのもとを離れ新たに新レーベルPlaid Take-Overを立ち上げリリースする

通算11枚目のスタジオ・アルバム
Joe 約1年振りの待望のNew Album Bridgesを紹介します。


前作 Doubleback Evolution Of R&Bで披露していた、アダルトな感じの曲を今回は、
SexyさとAdultの両面からのアプローチで大人のSexyなJoeを味わう事ができています。
 
俺の手元にある、音源は16曲です。2014年6月23日 発売予定になります。

今回のBridgesは収録曲が16曲と久し振りにボリューム感のある、Albumになっています。
どの曲も大変完成度が高く、何度でもリピートしても飽きのこないのが最大の長所です!!


先ず、オープニングの1曲目、Future Tellerで幕が上がります。
70's ライクな,R.Kellyが得意なステッパー的な雰囲気の曲に仕上がっています。
先ず、新しい感じのJoeの歌がSexyなダンサンブルな曲とマッチして最高のオープニング曲です。

2曲目のDilemmaですが、是は、現在のR&Bシーンのど真ん中を走る曲です。
思いキックにその上を這うように被さるシンセノ音が気もち良さを演出しています。

3曲目のDo a Little Dance も現行R&B系の曲ですが、最近のJoeらしい安定したミッド系ですね。

4曲目のIf You Lose Her は、完全に70's Sweet Soul Musicを再現した、俺には、堪らない、曲です。
なんとも、力強い、でも、優しい感じのJoeの歌い方が極上の1曲です。

5曲目のSex Ain't a Weaponですが、凄く変わった面白い感じの曲ですね。
なんとなく、アジアン的な楽器を使いながら、軽い感じのJoeの歌が雰囲気を出しています。

6曲目のLove & Sex Pt. 2 (feat. Kelly Rowland)ですが、Albumからのリードシングルになります。Destiny's ChildのKelly Rowland嬢をゲストに招いて、最高のミッドダンス系の曲にしあげています。只今、アダルト系のチャートで大ヒットしています。

7曲目は、Blame Her Broken Heart On Me 、正に、流石にJoeと唸る安定のミッド系の曲ですね。
前半、7曲も流石に安定した、曲が並び、後半への期待が膨らむと思います。

後半のスタートの8曲目はFirst Ladyですが、タイトルからもお分かりと思いますが、
完全に、女性賛歌ですね。70's的な、やはり、Sweet Soul Musicですね。

9曲目のTake It To Houseですが、完全に80's Black Contemporary Musicに仕上がっています。
Luther VandrossGlenn Jones的な曲の構成でスムースでダンサンブルな新しいJoeのスタイルがを披露してくれています。

10曲目は、Till the Rope Gives Wayですが、なんと、驚きの60's Soul Musicを再演しています。
Sam Cooke張りの伸びやかなJoeの歌唱が素晴らしい出来で、今回の白眉ですね。
俺は、この曲の暫く、ハマリ捲くりですね。マジで最高のSoul Musicです。

11曲目、Rest Will Follow も現行R&B曲ですが、Joeの歌唱スタイルが、70's的で、
古さと新しさを上手にミックスした、極上の1曲です。

12曲目は、この新作で、一番、DJ受けしそうな、Mary Jane [Remix]です。
相性が最も良い、Hip Hop界の大物 50 Centをゲストに迎えた,Funk系の曲です。
勿論、曲の方は、70's Funkの帝王の一人、Rick Jamesの代表曲をカバーしています。

13曲目、Bridgesはタイトル曲ですね。アコギの使い方が絶妙で、Joeらしい、ミッド系の1曲です。
この辺りの曲を歌わせたら。Joe以上の歌い手は居ないでしょうね。是非!! ライブで披露して欲しい曲のひとつですね。

14曲目、Love Sex Hollywood も完全に、80's Black Contemporary Musicに仕上がっています。
スラップベースを絶妙に使いながら、ファルセット気味で歌い上げる、Joeですが、
どことなく、Princeを思い浮かべてしまう、俺は大好きな感じの曲ですね。
たぶん、JoeもPrinceを意識して作った曲でしょうね。

15曲目、For Love は最近流行のEDM系のミッド曲になります。
ピアノを効果的に使い、キックは重めですが、上物が軽いので、聴きやすく、印象的な仕上がりですね。これは、完全に今までは、無かった、Joeのスタイルに驚きました。

そして、ラストを飾る、Love Undefeated 、16曲目ですが、完全にスロー系で終わると思っていたので、正直、面を食らいました、丸で、Michael Jacksonの俺には、最高傑作のAlbumのOff The Wallに収録されていても可笑しくない程のMichael的な曲です。
これは、最高の一言です。これ以上の言葉が無いほどの仕上がりで参りました。

全16曲を聴いた印象ですが、60年代から現行R&Bシーンを上手に橋渡しした、
なんとも、懐かしくもある全く、新しい、Joe Thomasの歌唱スタイルに完全に脱帽させられましたね。

特に、今作は、Black Musicの特徴のSexy & Danceを意識した、Black Contemporary Music作品集と思います。2009年発売の7枚目のSignatureから、The Good Bad Sexy
Doubleback Evolution Of R&BBlack Musicの本質を突いた、作品をリリースしてきた、
Joeの集大成的なBridgesを是非!!

購入して、聴いて下さい。必ず大満足すると、言い切れる、極上作品です。

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