2013年3月27日水曜日

Melody Gardot / The Absence (2012)

俺の最も期待しているJazz Vocalのメロディ・ガルドーの待望となる、
3rdとなるニュー・アルバムが3年ぶりに発売されました。

 
1. Mira
2. Amalia
3. So Long
4. So We Meet Again My Heartache
5. Lisboa
6. Impossible Love
7. If I Tell You I Love You I'm Lying
8. Goodbye
9. Se Voce Me Ama
10. My Heart Won't Have It Any Other Way
11. Yemanja
参加ミュージシャンは下記の面子が揃い、まさに、最高傑作と言わざるおえない1枚です。

Vocal : Melody Gardot
Piano : Melody Gardot, Heiter Pereira
Guitar : Heiter Pereira
Bass : John Leftwich
Potuguese Guitar : Melody Gardot
orchestra conductor : Nick Glennie Smith



先ず、俺の印象としては、このアルバムは正直驚きました。

もともと”Jazzy not jazz” 路線とは言え、前作ではアルバムのその後の流れからも、
若干想像したジャズへの流れが異なり、むしろボサ・ノヴァやサンバ、更にタンゴ、
その上にカリプソの味まで取り入れての意欲作ですね。

南米各地やヨーロッパでもスペイン、ポルトガル、
フランスのラテン系に彼女はライブ活動とともにその地に関心を持って接してきたと言われて下りますが、その結果としてうなずけるところでもあると思いますね。

彼女の交通事故による後遺症から、自己を解放してゆく道としての音楽、
それが身を結んできた現在の形としての3rdアルバムとして位置づけて良いのかも知れませんね。
その南国の開放的世界と言っても、彼女のアルバムにはその独特の派手さは一切無いですね。

異国情緒を醸し出すところに逆に寂しさすら感ずるところもある独特の世界観を
持ったアルバムですね。フランス語、ラテン語も登場しての今作は、
彼女の一つの挑戦的意欲作であるとも言えると思います。

余談ですが、最近、彼女は自分自身も患った事故による外傷性脳損傷の後遺症に対して、
その治療の為の施設を作る活動をスタートさせたらしいです。

2013年3月21日木曜日

WBC 第3回王者!

今大会、優勝候補筆頭と前評判の高かったドミニカ共和国が、
史上初の全勝を果たし第3回大会優勝を飾りました。

第3回WBC決勝(19日、ドミニカ共和国3-0プエルトリコ、サンフランシスコ)
優勝候補筆頭と前評判の高かったドミニカ共和国が、史上初の全勝を果たし第3回大会優勝を飾った。MVPはロビンソン・ホセ・カノが受賞致しました。

日本を破ったプエルトリコは、わずか3安打、6度も先頭打者を出しながら得点を奪えず、
準優勝に終わったのが少し残念ですね。


ドミニカは一回、昨年までDeNAでプレーしたプエルトリコ先発のジオ・アルバラートから、
先頭のレイエスが右翼フェンス直撃の二塁打。アイバーの犠打、カノの敬遠で一死一、三塁の好機に、エンカーナシオンが中堅右を破る適時二塁打で2点を先制しました。

五回には一死からデアザが三塁前へのバント安打などで二死二塁から、
アイバーが右前に適時打を放ち、貴重な3点目を追加した。

投げては先発のデデュノが5回2安打無失点の好投でゲームメーク。
九回はロドニーが締めくくり、5投手の完封リレーでドミニカに史上初の全勝優勝をもたらしました。


ドミニカ共和国のトニー・ペーニャ監督のコメントです。
何度言っても言い足りないくらいですが、このチームはものすごく情熱的なんです。

毎試合エモーションを見せてきました。今日ホセが第1打席で二塁打を打った時、
彼は拳を高く掲げました。それは他の選手たちに対する『さあ、いこうぜ』の合図だったのです。
自分を本塁にかえしてくれ、と。野球とはそういうものです。

以前も言ったように、このチームにはユニークな男達がいます。その瞬間、その瞬間を楽しんできました。

というのも、この仲間でまた集まれるかは分からない訳ですから……恐らくもうないでしょうね。
しかし、われわれは本当に楽しみました。神様が力の源でした。

彼への信仰があって、われわれはやり遂げたのです
私は何もしてません。唯一したことといえば、選手たちに方向性を与えてあげることくらいでした。
彼らは指示を実行してくれました。私の役割は交差点の交通整理をする警官のようなものでした。

選手たちはグラウンドに出て、気持ちの入ったプレーで世界中に、
自分たちはやれるんだということを示してくれました。

ドミニカ共和国全体が誇りに思っているはずです。
大統領は、選挙の時に誰も成し遂げたことのないことをしてみせる、
という言葉を掲げていましたが、われわれもこれまで成し遂げられなかったことを成し遂げた、
全勝で優勝しましたと申し上げました。

誰にでも喜びの瞬間というのはあります。
例えば私なら最初にプレーした時、初めてオールスターゲームに出場した時、
あるいはプレーオフやワールドシリーズに出た時などがそうですが、
皆それぞれに喜びの瞬間というのは違うものです。

今日のこの喜びは一生忘れないでしょう。
ずっと自分たちの心の中に残り続けるはずです。

なぜなら、これはこれまでの経験ではなかったことだからです。
メジャーリーグでプレーして得る喜びとはまた違うものなんです。
自分の国を代表して戦うということは特別ですからね。

 
以下は、今大会MVPに輝いたロビンソン・カノーのコメントです。
これだけは言っておきますよ。まず今夜、われわれは祝います。そして明日も祝います。
木曜日、われわれはスプリングトレーニングに戻りますよ。

完璧な人生はないですからね。それはわかりますよね? 
神のみぞ、何が起こるかが分かる訳です。

ほとんどの選手が、あるいはスーパースターでも分かりません。
自分たちとしては常に全力を尽くすだけです。
そして今日は神が味方してくれました。すばらしい気分ですよ。

トニー(監督)は素晴らしい仕事をしてくれましたし、われわれもハッピーです。
これは決して自分1人では成し遂げられなかったものです。

だから皆には、チームメート、監督、ドミニカチームには感謝をしたいです。
チームメートなくしてMVPなど取れるはずもありませんでした。
 

今大会は、優勝候補のベネズエラ、アメリカ、韓国、キューバ、日本が敗退して。
圧倒的な戦力のドミニカ共和国が全勝優勝の素晴らしいゲームを見せてくれましたね。

アメリカもメジャー選手を集めて戦いましたが、
ドミニカ代表のメジャー選手の気持ちが凄かったですね。
やはり、野球はメジャーリーグが最高だと示してくれたのも、ドミニカの代表選手たちと思います。

 

2013年3月13日水曜日

映画 ドラゴンボールZ 神と神 DRAGONBALL Z BATTLE OF GODS

今年の春にファン待望の劇場版最新作!!
ドラゴンボールZ 神と神がいよいよ公開が迫りました。

2013年3月30日に公開予定の『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第18弾!!
公開前のキャッチコピーは「最強、始動。」「フリーザ、セル、魔人ブウ。
すべてを超越する存在がいた」
凄く興味のそそるキャッチコピーですよね。

ドラゴンボールZ 神と神 DRAGONBALL Z BATTLE OF GODS
前作『ドラゴンボール 最強への道』より17年ぶり(ドラゴンボールZとしては『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』以来18年ぶり)の劇場作品である。

原作第517話の魔人ブウ戦終結から第518話までの10年の間に起こったエピソードが描かれる。
原作の鳥山明は初めて脚本の段階から関っており、
オリジナルの雰囲気を残しつつ少しだけ現代風にしている。

IMAXデジタルシアターでの上映が決定しており、日本映画上映は本作が史上初となる様ですね。

今回、登場の新しい敵のキャラクターは、破壊神ビルスです。

破壊神ビルスは、宇宙とそこに住む生命を産み出す創造神と対をなす破壊の神。古代エジプトの神アヌビスに似た姿を持つ。 宇宙全体のバランスを保つために存在する神であるが、
気に入らないことがあると周辺の星々を破壊するため界王や界王神からも恐れられている。

フリーザを倒したサイヤ人である孫悟空の話を聞きつけ界王星に降臨する。
その戦闘力は魔人ブウを倒した超サイヤ人3の悟空ですら圧倒する力を持ち合わせています。
この悪の神に悟空が戦いを挑みます。

2013年3月10日日曜日

GT MF4-CS

2400万円の軽量スポーツはBMW製V8・420psエンジン搭載。
ドイツのヴィーズマン(Wiesmann)社は3月5日、スイスで開幕されました。
ジュネーブモーターショー13において、注目のヴィーズマンGT MF4-CSを初お披露目しました。

同社の創業25周年を記念するモデルとして、ジュネーブモーターショー13でワールドプレミアされたのが、ヴィーズマンGT MF4-CS。車名のCSとは、クラブ・スポーツです。

ベース車両は、クーペボディの『ヴィーズマンGT MF4-S』。車両重量は20kg軽量化し、
専用エアロパーツやワイドフェンダーを装着。

ロールオーバーバーや、サーキットの特性に合わせて細かい設定が、
可能なサスペンションも採用しています。
ロングノーズの下に収まるのが、BMWをルーツとするV型8気筒ガソリンエンジン。
最大出力は420psを発生。1300kgの軽量ボディとの組み合わせにより、
0-100km/h加速4.4秒、最高速293km/hという刺激的なパフォーマンスを実現しています。
ヴィーズマンGT MF4-CSは、世界限定25台を生産。
ドイツでの価格は、19万3193ユーロ(約2400万円)と公表されました。

もの凄く、興味のそそる車ですね。一度、実車を目の前で見たいですね。
価格的にも少し高額ですが、この車ならアリですよね。

2013年3月4日月曜日

WRC 世界ラリー選手権

いよいよ始まりましたね。2013年WRCのシーズンが、全13戦のレースで今年も凄いバトルが見れますね。先ず、世界ラリー選手権 (World Rally Championship) は、世界各国で行われるラリーの世界選手権であります。
1973年、それまで世界各地で単独に開催されていたラリーを組織化して、
世界選手権として再スタート致しました。

一般発売してる車をベースに改造した競技用車両を用い、
一般公道を閉鎖してつくられたコース、一般公道におけるリエゾン区間を走り、合計タイムを競うレースです。

レース車両にはドライバーとナビゲーターの2名が乗車し、
ドライバーはナビゲーターが読み上げるペースノート(道路のカーブ状況などを記載したノート)に従い運転操作を行うのです。競技は通常金曜日から日曜日までの3日間で行われ、初日をDAY 1、2日目をDAY 2、最終日をDAY 3と呼ぶのです。

2007年シーズンまでは「DAY」という表現を用いず「LEG」と表記していた。
また、その週の水曜日からレッキと呼ばれる「下見走行」を行います。

コースは実際に競技で使われるコースを走れるが、使用する車は競技車両ではなく、一般車両を使用する。このレッキでドライバとナビゲーターはコース状況を把握し、ペースノートの製作を行う。

水曜日の夕方から翌日木曜日にかけてはシェイクダウンと呼ばれる車両の最終チェックを行う。
この時はシェイクダウン専用のコースを使い、実際に競技車両を使っての最終チェックを行う。
その後車検を受け、規定外のパーツの装着がないか確認が取れると、

競技車両はパルクフェルメと呼ばれる車両保管所に置かれる。
パルクフェルメに保管された車両はドライバーを含め全ての関係者は競技開始まで触れることが出来ない。

1つのDAYをさらに細かく分けるとSS(スペシャルステージ)とTC(タイムコントロール)、そしてロードセクション(もしくはリエゾン)に分けられ、SS区間でのタイム合計が一番速かったドライバーが勝者となる。競技はアイテナリーと呼ばれるタイムスケジュール表に沿って進められ、スタート間隔は2分置きである。

このためサーキットレースとは異なり、トラブルで減速・停車した場合を除きコース上での抜きつ抜かれつはほぼ生じない。

スタートした車両はまずロードセクションを通りTCへ向かう。
ロードセクションは閉鎖されていない一般公道なので、現地の交通法規に則り一般車両に混じって走行する。ロードセクションを走行することも競技の一部であり、主催者から示されるコマ図に従って走行するという、ラリー競技当初の姿が現在も残っている。
TCに入る時間は各々指定される。交通渋滞などで遅くなった、もしくは早く着いてしまったなどのロードセクションで生じた誤差を正すのが目的で、遅くても早くてもペナルティ(タイム加算)が発生します。

優勝を争うような選手でもコマ図を読み違え、道に迷いガス欠で棄権するということが起こる。
スピード違反や一時停止義務違反で現地の警察に検挙されることもあり、免許停止などの処分を受けた場合はドライバーが車を運転できなくなってしまい、代わりにナビゲーターがハンドルを握ることもあるんですね。

また各国の法律(日本の場合は道路運送車両法)に定められた保安基準を満たしていない場合は公道走行を止められることがあり、特にSS区間でのトラブルで車が破損した場合などに問題となります。

SSのスタート地点はTC内に設置されている。
一般公道を閉鎖して作られたタイムトライアル区間で、
メディア中継が行われるのもこの区間であることが多い。
この区間内は速ければ速いほどよく、
各ドライバーは持てる力の全てを出し切って挑む。

1つのSSの距離はSSによりばらつきがあるが(短いSSだと2km前後、長いと40kmを越えるSSも存在する)SS数は各イベントでおよそ20前後で、イベント毎のSS区間の合計距離は400km程度となる。

ただしロードセクションなどの距離はこれ以上あるため、全ての競技の総走行距離はこの限りではないです。

一般公道を閉鎖して使用するSSとは異なり、人工的に作られたサーキットコースのような特設会場で行われるスーパースペシャルステージ(スーパーSS、SSS)も存在する。

通常のSSでは一般公道での競技ゆえに観客は競技車両が走り去る一瞬しか観戦することができないが、
スーパーSSでは観客席を設けて同じコースを2台の競技車両が同時にスタートしタイム
を争う様子を観戦することができる。

2台が走るコースは間を仕切られているため交わることが無く、厳密には同じコースではないがタイム差はほとんど発生しません。

各DAYの最後のSSが終わったらまたTCに入り、ロードセクションを通り、
サービスパークと呼ばれる本部に戻る。
サービスパークでは競技中の整備や給油などが許されるが、
作業の制限時間がある。制限時間をオーバーしたときや、SSを欠場してマシンの修復を行う場合(スーパーラリー制度の適用)もペナルティとしてタイムが加算される。その後車両は再びパルクフェルメに保管され、次のDAYの競技開始を待つ。

またリモートサービスというサービスパーク以外での簡単な整備ができる場所を設けたイベントもある。ちなみに以前はサービスパークという制度は存在せず、
競技中はほぼいつでもどこでも整備が可能であります。


競技開催地ごとに使用される道路の環境は千差万別であり、ターマック(舗装路)・グラベル(未舗装路)・スノー(積雪路)・アイス(凍結路)など、ヨーロッパを中心としたあらゆる路面状況で競技が行われる。それぞれの環境や路面にあった仕様にマシンが改造される点も見所の1つである。
例えばターマックでは地上高を低くし、ホイールも大径に、タイヤもスリックに近い状態になる(1995年まではスリックタイヤの使用は認められていた。)。対してグラベルでは、地上高を高くし、
ホイールは小径、タイヤも厚く、ゴツゴツとしたラジアルタイヤ(少しのパンクに対応出来るよう2007年まではムースと呼ばれる発泡剤をタイヤの中にいれていた。)を装着するといった点が見受けられる。また、雪、アイスバーンではスタッドを使用したタイヤ(スパイクタイヤ)を使用している。また夜間に行われるラリーでは補助灯を装着する他、アフリカのケニアで行われていたサファリラリーでは過酷な環境下に適応できる特殊な装備を施した車両で競技を行っていた。

また2008年からはムース仕様のタイヤは禁止されるなどルール改定での変化も多いのが特徴ですね。

それで、2013年シーズンのレース予定は以下の様になって下ります。
1. Monte-Carlo --- Jan.20(最終日の日付、以下同様)
2. Sweden --- Feb.10
3. Mexico --- Mar.10
4. Portugal --- Apr.14
5. Argentine --- May.5
6. Acropolis (Greece) --- June.2
7. d'Italia (Italy) --- June.23
8. Finland --- Aug.4
9. Deutchland (Germany) --- Aug.25
10. Australia --- Sep.15
11. France --- Oct.6
12. Espana (Spain) --- Oct.27
13. Great Britain --- Nov.17
数年前までローテーションと称して開催国をいじくっていたFIAは結局ヨーロッパ人が考えるクラッシックラリーの主催国に再びご先祖がえりした感じです。東欧、アジア、中東などを回遊した時代と比較すると様変わりです。昨年のニュージーランドはオーストラリアと入れ替えになりました。
この2国は今後も隔年開催の可能性があります。

今年の展望ですが、ご承知のロウブ9年間連続チャンピオンの時代がようやく終焉を迎え新しい時代に入ることになりました。ロウブは今シーズン4戦程度にスポット参戦を表明しています。
その4戦とは初戦のビッグイベントであるモンテカルロ、ロウブの出身地付近の開催地ラリー・ド・フランス、雪上の能力を試したいスエーデン、それにグラベルの中から一つ、多分シトロエンの重要市場であるアルゼンチンあたりかと考えられています。
4戦のみでは世界チャンピオンになれませんから今年は久しぶりにロウブ以外のドライバーチャンピオンが誕生することになります。では誰が?ということになります。
ドライバーの移籍、フォルクスワーゲン新規加入等大きな話題の中で長らくロウブの圧勝の陰で押さえつけられてきたヒルボネン(シトロエン)、ソルド(ミニからシトロエン)、VWに移籍したラトバラとオジェ、それに加えて伸長著しいオストベルグ(2012シーズン4位)やノビコフ、ヌービル等のフォード勢の若手が活躍しそうです。

モンテカルロラリーは今年81回目の開催となるビッグイベントです。スケールの大きさで知られ、古くはヨーロッパや北アフリカの都市からスタートし約3000キロ走ってモナコに集結し、そこからSSが始まる形式をとった時代があります。
私の現役時代にはフランスのシャンパンの生産地ランス、ドイツのフランクフルト郊外のバッド・ホンブルグ、スペインのバルセロナからのスタートに立ち会ったことがあります。時代と共にスケールが縮小された現在はこの方式はなくなっていますがそれでもイベントのサイズの大きさは今のWRCの中では随一です。

スケールの大きさが災いしてFIAモーズレー会長の時代の“標準化”が強要されそれを嫌って一時期WRCから外れ、別シリーズのIRCで活動していました。

3年間の空白ののち昨年WRCに復帰し、このところ開催規則の“自由化”を利用して競技機関4日で構成する大きなスケールのイベントになりました。最初の2日間はValenceの山岳地、3日目からモナコに戻り、最終日(土曜日)は上位60台に絞って午後スタート。
ナイトステージを含め名所であるチュルニ峠(Col de Turini)を3回通過します。
このコースはマウンテン・サーキットなどと呼ばれていた時代がありました。

今回のモンテはSS総距離が468キロと1995年以降もっとも長いラリーとなります。
このところの暖冬現象で路面の予想はもっとも難しいところですが、
通常はドライ、スノー、アイス何でもある時期と場所柄です。

SS一本の距離が長いので同じSSの中で状況が激変する可能性があり、どの路面に焦点を合わせるかがタイア選択の決め手になります。


WRC 世界ラリー選手権誰が栄光の年間優勝を勝ち取るのか非常に楽しみですね。
新しい時代に突入した、WRC2013期待して観ましょう。

2013年3月2日土曜日

Psychopath 精神病質者

今回は、映画やドラマ等で、良く目にしたり耳にしたりする、Psychopath 精神病質者に付いて紹介します。

精神病質(Psychopathy)は、反社会的人格の一種を意味する心理学用語であります。
主に異常心理学や生物学的精神医学などの分野で使わている呼び名です。

Psychopathは社会の捕食者であり、極端な冷酷さ、未慈悲、エゴイズム、感情の欠如、
結果至上主義が主な特徴です。
良心や他人に対する思いやりに全く欠けており、罪悪感も後悔の念もなく、社会の規範を犯し、
人の期待を裏切り、自分勝手に欲しいものを取り、好きなように振る舞う。

その大部分は殺人を犯す凶悪犯ではなく、身近にひそむ異常人格者であると言われて下ります。
北米には少なくとも200万人、ニューヨークだけでも10万人のサイコパスがいると、
その分野の専門家では第一人者の犯罪心理学者Robert D. Hareは統計的に見積っています。

先天的な原因があるとされほとんどが男性である事も事実です。
脳の働きを計測すると、共感性を司る部分の働きが弱い場合が多いという事も近年、解明されて下ります。

我が祖国、日本の法律では、この様に記されて下ります。
「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」の第5条では精神障害者と定義されて下ります。


サイコパスは異常であるが病気(いわゆる精神病)ではなく、ほとんどの人々が通常の社会生活を営んでる。そのため、現在では精神異常という位置づけではなく、パーソナリティ障害と医師からは診断されます。

そのため、日本では反社会性パーソナリティ障害と名称されているのが現状です。
しかし、以前は精神病質の定義についてはっきりとした概念がなかったことから、
家庭内暴力を起こしたりする者に対して、精神病質であると一概にまとめられ精神科病院への収容がされてしまい、これらの人々に対するロボトミー手術などの不用意な脳外科手術が行われ、
手術をされた患者の人格や精神上不安定になるなどが起こるなど、医療上の人権侵害が行われたのも本当の話です。実際、精神病質と社会病質が混合されているが、
精神病質と反社会病質は似て非なるものであると言われて下ります。

精神病質の原因と考えられているのは前頭葉の障害であるとされ、
健常者の脳波とはまるで違う脳波を見せる。精神病質は遺伝病だとされる意見が主とされている。
逆に、家庭・周囲環境や障害に因る心身の衰弱によるものなどによる、
精神病質に似た性格異常は仮精神病質(偽精神病質)とされ、精神病質とは識別されているのが現状です。

アメリカでは25人に1人(約4%)とされるPsychopath 精神病質者。ただし、東アジアの国々では反社会性人格障害者の割合は極めて低くおよそ0.1%前後としている。
また、金融関係者、政治家、警察関係者、
中古車営業、、弁護士などに多いと推測しているほか、連続殺人犯、レイプ犯、
泥棒、詐欺師、暴力亭主、ホワイトカラー犯罪者、株の悪徳ブローカー、
幼児虐待者、非行少年グループ、資格を剥奪された弁護士や医師、麻薬王、
プロギャンブラー、犯罪組織構成員、テロリスト、カルト教祖、
金のためならなんでもやる人たちにも多いと言われています。

組織内では彼らの特性から組織下層部より上層部に多いと考えられており、
とりわけ企業に存在するサイコパスはCorporate Psycopathと呼ばれています。

長年安定して営まれてきた企業をときに破滅へと導く原因になり得ると考えられはじめているのも事実です。
それでは、最後になりますが、Psychopath 精神病質者と呼ばれてる人達を人道的心理学の分野では、

別の犯罪者行動分析心理学の分野から解明されてる、項目を紹介したいと思います。

1. 口達者/表面的な魅力
2. 自己中心性/自己価値の誇大的な感覚
3. 退屈しやすさ/欲求不満耐性の低さ
4. 病的に嘘をついたり人を騙す
5. 狡猾さ/正直さの欠如
6. 良心の呵責あるいは罪悪感の欠如
7. 情緒の深みや感情の欠如
8. 無神経/共感の欠如
9. 寄生虫的な生活様式
10. 短気/行動のコントロールの欠如
11. 幼少期からの行動上の問題
12. 現実的で長期的な計画の欠如
13. 衝動性
14. 自分の行動に対する責任を受け入れることができない
15. 多種類の犯罪行為

以上の15項目です。貴方の友人や知人に若しくは、貴方ご自身に、何項目当てはまるかチェックしたら、
驚きの結果が出るかも知れませんよ?