俺の最も期待しているJazz Vocalのメロディ・ガルドーの待望となる、
3rdとなるニュー・アルバムが3年ぶりに発売されました。
3rdとなるニュー・アルバムが3年ぶりに発売されました。
1. Mira
2. Amalia
3. So Long
4. So We Meet Again My Heartache
5. Lisboa
6. Impossible Love
7. If I Tell You I Love You I'm Lying
8. Goodbye
9. Se Voce Me Ama
10. My Heart Won't Have It Any Other Way
11. Yemanja
2. Amalia
3. So Long
4. So We Meet Again My Heartache
5. Lisboa
6. Impossible Love
7. If I Tell You I Love You I'm Lying
8. Goodbye
9. Se Voce Me Ama
10. My Heart Won't Have It Any Other Way
11. Yemanja
参加ミュージシャンは下記の面子が揃い、まさに、最高傑作と言わざるおえない1枚です。
Vocal : Melody Gardot
Piano : Melody Gardot, Heiter Pereira
Guitar : Heiter Pereira
Bass : John Leftwich
Potuguese Guitar : Melody Gardot
orchestra conductor : Nick Glennie Smith
先ず、俺の印象としては、このアルバムは正直驚きました。
もともと”Jazzy not jazz” 路線とは言え、前作ではアルバムのその後の流れからも、
若干想像したジャズへの流れが異なり、むしろボサ・ノヴァやサンバ、更にタンゴ、
その上にカリプソの味まで取り入れての意欲作ですね。
南米各地やヨーロッパでもスペイン、ポルトガル、
フランスのラテン系に彼女はライブ活動とともにその地に関心を持って接してきたと言われて下りますが、その結果としてうなずけるところでもあると思いますね。
彼女の交通事故による後遺症から、自己を解放してゆく道としての音楽、
それが身を結んできた現在の形としての3rdアルバムとして位置づけて良いのかも知れませんね。
その南国の開放的世界と言っても、彼女のアルバムにはその独特の派手さは一切無いですね。
異国情緒を醸し出すところに逆に寂しさすら感ずるところもある独特の世界観を
持ったアルバムですね。フランス語、ラテン語も登場しての今作は、
彼女の一つの挑戦的意欲作であるとも言えると思います。
余談ですが、最近、彼女は自分自身も患った事故による外傷性脳損傷の後遺症に対して、
その治療の為の施設を作る活動をスタートさせたらしいです。
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