2013年3月21日木曜日

WBC 第3回王者!

今大会、優勝候補筆頭と前評判の高かったドミニカ共和国が、
史上初の全勝を果たし第3回大会優勝を飾りました。

第3回WBC決勝(19日、ドミニカ共和国3-0プエルトリコ、サンフランシスコ)
優勝候補筆頭と前評判の高かったドミニカ共和国が、史上初の全勝を果たし第3回大会優勝を飾った。MVPはロビンソン・ホセ・カノが受賞致しました。

日本を破ったプエルトリコは、わずか3安打、6度も先頭打者を出しながら得点を奪えず、
準優勝に終わったのが少し残念ですね。


ドミニカは一回、昨年までDeNAでプレーしたプエルトリコ先発のジオ・アルバラートから、
先頭のレイエスが右翼フェンス直撃の二塁打。アイバーの犠打、カノの敬遠で一死一、三塁の好機に、エンカーナシオンが中堅右を破る適時二塁打で2点を先制しました。

五回には一死からデアザが三塁前へのバント安打などで二死二塁から、
アイバーが右前に適時打を放ち、貴重な3点目を追加した。

投げては先発のデデュノが5回2安打無失点の好投でゲームメーク。
九回はロドニーが締めくくり、5投手の完封リレーでドミニカに史上初の全勝優勝をもたらしました。


ドミニカ共和国のトニー・ペーニャ監督のコメントです。
何度言っても言い足りないくらいですが、このチームはものすごく情熱的なんです。

毎試合エモーションを見せてきました。今日ホセが第1打席で二塁打を打った時、
彼は拳を高く掲げました。それは他の選手たちに対する『さあ、いこうぜ』の合図だったのです。
自分を本塁にかえしてくれ、と。野球とはそういうものです。

以前も言ったように、このチームにはユニークな男達がいます。その瞬間、その瞬間を楽しんできました。

というのも、この仲間でまた集まれるかは分からない訳ですから……恐らくもうないでしょうね。
しかし、われわれは本当に楽しみました。神様が力の源でした。

彼への信仰があって、われわれはやり遂げたのです
私は何もしてません。唯一したことといえば、選手たちに方向性を与えてあげることくらいでした。
彼らは指示を実行してくれました。私の役割は交差点の交通整理をする警官のようなものでした。

選手たちはグラウンドに出て、気持ちの入ったプレーで世界中に、
自分たちはやれるんだということを示してくれました。

ドミニカ共和国全体が誇りに思っているはずです。
大統領は、選挙の時に誰も成し遂げたことのないことをしてみせる、
という言葉を掲げていましたが、われわれもこれまで成し遂げられなかったことを成し遂げた、
全勝で優勝しましたと申し上げました。

誰にでも喜びの瞬間というのはあります。
例えば私なら最初にプレーした時、初めてオールスターゲームに出場した時、
あるいはプレーオフやワールドシリーズに出た時などがそうですが、
皆それぞれに喜びの瞬間というのは違うものです。

今日のこの喜びは一生忘れないでしょう。
ずっと自分たちの心の中に残り続けるはずです。

なぜなら、これはこれまでの経験ではなかったことだからです。
メジャーリーグでプレーして得る喜びとはまた違うものなんです。
自分の国を代表して戦うということは特別ですからね。

 
以下は、今大会MVPに輝いたロビンソン・カノーのコメントです。
これだけは言っておきますよ。まず今夜、われわれは祝います。そして明日も祝います。
木曜日、われわれはスプリングトレーニングに戻りますよ。

完璧な人生はないですからね。それはわかりますよね? 
神のみぞ、何が起こるかが分かる訳です。

ほとんどの選手が、あるいはスーパースターでも分かりません。
自分たちとしては常に全力を尽くすだけです。
そして今日は神が味方してくれました。すばらしい気分ですよ。

トニー(監督)は素晴らしい仕事をしてくれましたし、われわれもハッピーです。
これは決して自分1人では成し遂げられなかったものです。

だから皆には、チームメート、監督、ドミニカチームには感謝をしたいです。
チームメートなくしてMVPなど取れるはずもありませんでした。
 

今大会は、優勝候補のベネズエラ、アメリカ、韓国、キューバ、日本が敗退して。
圧倒的な戦力のドミニカ共和国が全勝優勝の素晴らしいゲームを見せてくれましたね。

アメリカもメジャー選手を集めて戦いましたが、
ドミニカ代表のメジャー選手の気持ちが凄かったですね。
やはり、野球はメジャーリーグが最高だと示してくれたのも、ドミニカの代表選手たちと思います。

 

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